仕事でよくJupyter Notebookを使ってのデータ解析を行うのですが、最近いちいちブラウザでNotebookを起動するのが面倒になってきました。そこでエディタを使ってJupyter Notebookを使おうと思って色々調べていたら、AtomとVSCodeを使うのがどうやらよさそうだということがわかりました。
そこで、この記事では、両方の環境を使ってみてどちらがより使いやすいか比較してみたいと思います。
環境構築
PythonとJupyter Notebookを使いたい場合には、Anacondaで入れてしまうのが一番簡単です(特にWindowsでは)。
weblabo.oscasierra.net
エディタをインストールする
AtomやVSCodeのインストール方法は下のリンクからダウンロード、インストールするだけです。
atom.io
code.visualstudio.com
Python環境を整える
次に各エディタにPythonの環境を整えていきます。
Atomの場合:
https://hajipro.com/python/atom-python
手順はAtomのほうが圧倒的に楽です。
Jupyter Notebookを使う環境を整えていく
使ってみる
いよいよ使ってみます。どちらのほうが使い勝手が良いでしょうか?
普通に使ってみる
まずは普通に、算術計算に使ってみます。次のコードを実行してみます。
x = 1 y = 2 x + y
両方ともコードブロックはブロックの先頭に#%%
を入れることで表現できます。
グラフを書く
下のコードを実行してみます。
import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt x = np.linspace(0, 10, 500) y = np.sin(x) plt.figure() plt.plot(x, y) plt.show()
Atom
きれいに出力されました。